タイトル、
自分は2つの合気道の団体に所属していますが、それぞれを一言で表すとタイトルのようなイメージになります。
合気道は武道なので、一般的には最初の表現の方が受け入れやすいと思います。
調和する武道とはいったいどんな武道なんでしょう?
このブログでそれぞれの稽古の教えを書いてみることにしました。
技の精度を上げる技術的なことだったり、自分の心理に関することだったり。
自分の備忘録として役立つものにしたいと思っています。
12/10(日) 午前 - 相手を制する合気道
【本日の稽古技】
・横面打/回転おさえ(内回転、外回転)
・横面打/腕がらみ
・横面打/一教返し
・横面打/腰投
【本日の教え】
横面打/回転おさえ(内回転、外回転)
・右半身に構えた相手が横面を打ってきた場合、左の手刀でそれを受けるとともに、右で相手のあごに当て身を入れる。この当て身を入れることで、相手の二次攻撃を防ぐとともに、相手の姿勢を後ろにのけ反らせることができる。そのまま呼吸投げで相手を落とすことも可能な姿勢が望ましい。
・相手の肩と肘を自分の両腕をからめながら落としていく時、自分の両腕が常に丹田の前にあること。落とし切った後、相手の肩を床に押し付けることで、相手の反撃を許さない。
横面打/腕がらみ
・腕を絡めたときに前かがみにならない。落とした時に相手の体重に負けて前のめりになってしまう。
・腕を絡めて相手を落とすときは、その場で落とすのではなく、相手の頭側に一歩出てから落とすと、自分の丹田の前に絡めた腕が位置しやすい。
12/10(日) 午後 - 相手と調和する合気道
【本日の稽古技】
・正面打/一教(座技、立ち技)
・正面打/入身投(座技、立ち技)
・正面打/小手返し(立ち技)
・諸手取呼吸投
・座技呼吸法
【本日の教え】
正面打/一教
・受け手(正面打をしに行く方)は、相手に攻撃をしかけるのだから、一教で返されても常に相手に向かっていく姿勢を見せなさい。とはいえ、相手に技をやらせないと意地悪をすることではない。
・正面打ちをさばく時、手刀で制しては力と力のぶつかり合いになってしまう。手の先から相手の肘に触れ、波と波がぶつかるときのように下から上に持ち上げてあげる。
・相手を前に押すのではなく、上げた腕の力を抜いて元の位置に戻すことで、相手は自然に倒れてくるので、そこに導いてあげる。
・一教で押さえる時は、相手の腕は直角。腕を抑えながら、実は相手の首の下を抑えているので、視線は相手の腕ではなく、相手の首の下を見ること。自分の腕は曲げない。
正面打/入身投
・正面打ちを受ける時、相手の手刀が自分の頭に当たらなければいいのだから、腕を上げるだけで、打ち込みをいなしてあげればいい。
・入身で相手の脇をすり抜けるイメージで、相手の背後深くにはいる。
・相手の首を強く抑えては相手は痛くて反発するので、軽く抑える程度。
正面打/小手返し
・相手を導くという気持ちを大切にする。腕を引っ張るのは導いていない。
・相手が自分より小さいのであれば、膝を落として相手に合わせてあげること。
・小手はひねるのではなく、相手の手に自分の手を上から合わせ、下に巻きこむイメージで返してあげる。そうすることで相手の手首が伸びてストレッチしたことになる。
諸手取呼吸法
・相手を投げる時は大きく息を吐いて相手を導いてあげる。決して、腕の力を使って投げるのではない。
座技呼吸法
・自分の両手を使うことばかりに気がいっている。
・まず息を大きく吐きだす習慣を身につけなさい。息を大きく吐けば、吸うことは自然にできる。息を吐いて新しい空気を入れてあげれば、体も健康になる。
See you next !