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ケアンズ入国審査で罰金A$220を支払う。  “ぺヤング”はセーフで”一平ちゃん”はアウトだった。

 

今日のお話しは、ケアンズ一人旅での失敗談になります。

 

まず始めに、
オーストラリアの入国時の食品持込検査はとても厳しい場合があります

こう表現したのはいつも厳しいわけではないからです。入国カードに「持込あり」と申告しても、ヒアリングだけでスルーする時もあれば、X線検査に回されて詳細にチェックされる時もあります。これは「持込なし」と申告した場合も同じです。

 

このようなオペレーションは何かガイドラインに従って行われているのか、検査官の裁量なのかよくわかりませんが、
食べ物を持ち込む場合は詳細チェックにまわされてもいいように、必ず「持込あり」で申告しましょう。
正しい申告さえしておけば、仮に持込不可の食べ物を持っていたとしても、その食べ物は没収になりますが罰金を取られることはありません。

 

それでは、私の失敗談をお話しします。

 

それはケアンズに何度目かの訪問の時のことでした。

たいてい夜食用に"ぺヤング"を12個持ち込んでいたのですが、その時は少し趣向を変えたくて"一平ちゃん"を1個だけ入れました。
そして次が問題なのですが、自分は
「持込なし」で申告していたのです。

これまでも大したチェックもなく入国出来ていたので、入国2回目以降はずっと「持込なし」で申告していたのです。正直、慣れと過信がありました。

 

今回はX線検査にまわされ、何やら私の荷物を巡って、23人の検察官が集まって話始めているではありませんか?その時はまだなぜ自分の荷物に疑問を持たれているのかわかりませんでした。

やがて一人の検査官が私を呼び、Lineから外れて別のエリアに連れていかれました。まさに犯罪者のような気分です。


検査官は私のパスポートと入国カードを見せ、
「あなたは何度もオーストラリアに訪問していますね。
だから入国カードの記載内容とその意味について十分理解されていると思います。
あなたは食べ物を持ち込もうとしているにも関わらず、虚偽の申告をしました。さらにその中には違法なものが含まれていました。」
ということを言われました。

 

さらに、検査官は続けます。

「これは違法行為にあたります。
当局はあなたに2つの選択肢を与えるのでどちらか選択をしてください。
一つ目は今すぐA$220
の罰金を支払う。
二つ目はあなたは不服申し立ての権利があります。もし権利を行使するのであれば、滞在中に裁判所に不服申し立ての申請を行い、裁判を行うことができます。」
と・・・。

 Nativeの検査官なので話す英語が早く、自分も緊張しているので、なかなか理解するのがきつかったです。
もちろん、罰金を選択しました。というか選択は無いに等しいです。笑

今回は初犯で悪意もなかったのでA$220で済んだようですが、これが悪質なものになると罰金はさらに高額に跳ね上がるようです。A$220は日本円の約2万円相当します。1週間の滞在費用のうち、ケアンズの地を踏む前にA$220も失ったのですから、自分にとってショックは大きかったです。

 

なぜ一平ちゃんが違法なのか。それはからしマヨネーズでした。

罰金の支払後に荷物のところまで連れていかれ、検査官がゴム手袋をして一つ、一つ荷物を目の前で開いていきます。問題の一平ちゃんの封を開け、ピンセットでからしマヨネーズの袋を取り出すと、廃棄用のビニール袋に入れました。麻薬や危険物じゃないんだから、そこまでしなくても…と思いました。

 

ちなみに残った一平ちゃんは、蓋を締め、ビニール袋に入れてスーツケースに戻されました。

A$220の一平ちゃん。しかもからしマヨネーズ抜き・・・。高くつきましたが、いい経験をさせてくれたほろ苦い味がしました。 

 

実はもうひとつ違法だったものがあります。

それはカップラーメンの中に入っていた真空パック状態の卵です。これも卵だけ没収されて戻ってきました。最近のカップラーメンはお店の味に少しでも近づけようと、卵やチャーシューを真空パックでいれてあったりするので十分ご注意ください。

 

 

See you next !!