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外資系保険会社20年目の自分が語る。 英語で会話をするために必要なこと(メンタルブロック)

 

皆さんの中で、英語がなかなか上達せず、悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

 

外人さんと話がしたいけど英語ができないから無理。と思っている方、
実は皆さんは英語で会話ができる能力は既に備わっているのです!
私と同じ二つのメンタルブロックの罠にはまっているだけなのです。

今日は私が罠にはまった二つのメンタルブロックについてお話ししたいと思います。

 

まず初めに想像してみてください。

 

あなたは海外旅行に行きました。
そこは初めての渡航先で土地勘もなく、ホテルまでの帰る道がわからず、途方にくれてしまいました。現地の言葉もわかりません。

そこにふとNativeの人がやってきて、日本語で『大丈夫ですか?』と声をかけてきたとします。

その時、あなたはどう思いますか?
まるで救世主が現われたような安心感と、ホテルの名前と身振り手振りで行き方を教えてほしいと告げますよね。

するとその人が片言の日本語で『この道、まっすぐ。その次、右。』と応えてくれたとします。

もし私だったら、そのNativeに「あなた日本語が上手ですね。どこで覚えたの?』というでしょう。

 

そうです!
日本に来ている外国の人たちも同じだと思いませんか?

彼らは日本が英語圏でないことは百も承知です。
彼らが日本で困っていた時に、あなたが「Are you OK?」と聞いてあげたら、彼らはどれほど安堵感を感じるでしょう。

あとは片言の英語と身振り手振りで構わないのです。
それができれば、彼らはあなたのことを英語が上手な日本人と思うことでしょう。

 

それでは、なぜこのひと言が出ないのか。

 

私は、ある英会話スクールの校長先生からメンタルブロックの話を聞きました。
この先生は私の人生に大きな影響を与えてくれた二人のうちの一人です。
この先生との出会いがなければ、私は英語の読み書きの狭い世界に閉じ込められたまま抜け出すことができなかったと思います。

 

それでは1つめのメンタルブロックについて話します。 

  • 正しい文法を使い、綺麗な英語で話せないことに引け目を感じていませんか?
  • 特に周りに知り合いや日本人がいると、稚拙な英語が恥ずかしくて話せないでいませんか?

 

以前このブログで、外資系の会社に転職して、英語の勉強をすればするほど、英語で会話が出来なくなったお話しをさせてもらいました。
(2017/12/31 投稿 『外資系保険会社20年目の自分が語る。英語を勉強すればするほど、英語で会話ができなくなった。』参照)
リンク ⇒ 
外資系保険会社20年目の自分が語る英語 - 英語を勉強すればするほど、英語で会話ができなくなった。 - 自分が得したこと・いい思いをしたことを世界の皆に伝えたいブログ

   

 

その内容を要約すると、

  • 転職するまでの自分は英語と縁のない世界にいたので、英語が話せないことに全く恥ずかしさを感じなかった。
  • 海外旅行に行っても中学3年生程度の単語と身振り手振りで積極的に話かけていた。単純に現地の人とコミュニケーションを取りたいと思っていただけ。
  • 外資系の会社に入社し、英語のカリキュラムの受講、TOEICの試験勉強、英文によるメール・レポートの作成などの機会が増え、人生の中で一番英語を勉強した。
  • あら不思議、TOEICの点数はUPし、英文の読解や作成のスキルは伸びたのに、簡単な挨拶の言葉も出なくなってしまった。

 

正直、ショックでした…。

 

英語は言葉であり、人とコミュニケーションを取るためのツールの筈が、英文を読んだり、書いたりする能力の向上が、コミュニケーション力を衰退させてしまったのです。

 

どうしてこのようなことがおきてしまったのでしょうか?

 

中途半端に文法を覚えてしまったがために、自分の中に以下のような気持ちが芽生えてしまったのです。

  • 周りの同僚や上司も聞いているし、文法に従って綺麗な英語を話さないと恥ずかしい。
  • 何か聞かれ時に、聞かれたことがわからないと思われるのが恥ずかしい。
  • 聞かれたことに対し、スラスラ応えられないと恥ずかしい。
  • 間違えて恥をかくよりは極力日本語で話しをしよう。自分は英語が話せないんだ。
  • なるべく外人さんと離れていよう。

 

いかがですか?
このように英語に対するメンタルブロックが完全にかかってしまっていたのです。

 
そしてもうひとつのメンタルブロック。


それは我々日本人が知らず知らずのうちに囚われてしまったメンタルブロックです。それは西欧人に対する引け目です。

本の雑誌やCM、多くの広告媒体では、西欧人がたくさん使われていますね。
たとえば、結婚式場の広告などは、西欧人のカップルが良く使われています。
女性誌の表紙もそうですね。金髪で目の色が青い西欧人の女性が表紙を飾ることが多いです。
目鼻立ちがはっきりしていて、スタイル抜群な西欧人を使うと、いかにも見栄えした印象を我々に与えます。

また、映画はハリウッド映画が人気ですね。
彼らの社交的で華やかな生活習慣を映画を通して見てきました。
西欧ではあれが当たり前の世界なんだ。と我々の深層心理に働きかけてきたのです。


私がそれを目の当たりにしたのが、会社の新年キックオフ会議に初めて参加した時のことです。会場の前面にはアメリカから来日した大勢の西欧人マネージメントが集い、互いに挨拶を交わしていました。なんか映画で見たようなシーンだな。というのが私の第一印象でした。体格も大きく、スーツ姿がビシっと決まっていて、皆かっこよく見えました。まさに圧倒されたといっても過言ではありません。

でも、それは我々日本人が勝手に作った幻想でしかありません。

 

メンタルブロックを外そう!

 

私は英会話スクールの校長先生と出会い、そしてその英会話スクールを受講することでメンタルブロックを外すことができました。
もし共感してくれる方は、もしかしたら私と同じメンタルブロックが邪魔をしているかもしれません
メンタルブロックを外す努力が、新しい英語の世界への道になるかもしれません。

 

最後にもういちど、皆さんにお伝えして、今日のブログを〆たいと思います。

 

  • 日本人が片言でも英語を話すと、外国人は英語が話せることにびっくりします。そして大いに喜びます。
  • 会話は40%が「Verbal communication(言語での伝達)」、60%が「Non-verbal communication(非言語での伝達)」です。つまり身振り手振りや顔の表情でコミュニケーションをする割合の方が高いのです。
  • 西欧人、特にアメリカ人やオーストラリア人の多くは、知らない人でも挨拶や会話をすることに抵抗がありません。それが習慣として身についています。
  • まずは挨拶の仕方と会話の出だし部分だけでいいので、自分の型を作って実践してみましょう。

 今、日本にはたくさんの外国人が訪れています。英語圏の人もいれば、英語圏以外の人もいます。道に迷ったり、困っている人たちを見かけたら、ぜひ、今日のブログのことを思い出して、声をかけてみてください。

 

 よろしくお願いします。

 

Good luck !!