これからしばらくは過去に行った子供たちとの旅行記を回顧しながら紹介していきたいと思います。
子連れ、特に幼児を連れた海外旅行の経験で感じたことなど、これから子連れ海外旅行を考えている方に少しでも参考になればと思っています。
子連れ海外旅行の概要
日程: 2008年4月18日 ~ 2008年4月22日(3泊4日)
旅行形態: 旅行会社パッケージツアー
エアライン: Japan Air Line(Qantas 共同運航)
ホテル: パシフィック・ホテル・ケアンズ
コスト: 詳細情報なし
いまではオーストラリアといえば、JET Starの格安航空便がポピュラーですが、当時はまだ存在しておらず、QantasとJALの共同運航便が主流でした。
旅行の1か月前に突然思い立っての計画だったため、今回は旅行会社のパックツアーに申し込みました。
スケジュール
1日目
20:00 成田空港発 機内泊
2日目
5:00 ケアンズ国際空港着
6:00 ツアーバスでホテル着 (アーリーチェックイン)
午後 ラグーンプール、市内散策、ショッピング
3日目
グリーン島日帰りツアー
4日目
プール、ショッピング
子連れのために考慮したこと
初めての子連れ海外旅行で、しかも乳児だったので、いくつか特別な考慮をしました。
- 私が行き慣れたケアンズを選択。
全く知らないところよりは、土地勘がある方が不安も軽減できるので。 - Japan Air Lineでバシネットの利用申込み。
バシネットとは簡易ベビーベッドのようなもので荷物置きにもなるので便利でした。 数に限りがあるのでお早目に。 - 息子の体力面や試験的な要素も含め、旅行期間は3泊5日のショートに。
- 到着すぐに部屋を利用できるようアーリーチェックインを選択。
ケアンズは早朝に現地に着きますが、ホテルのチェックインは一般的に午後2時以降になります。飛行機の長旅で奥さんも子供も疲れると思ったので、コスト負担にはなりますが、すぐに部屋を使えるアーリーチェックインにしました。特に機内では気を使う奥さんの負担を考えるとこれは大正解でした。 - 滞在中はアクティブに活動せず、のんびりと過ごすプランを計画。
乳児と行く旅行で必要な持ち物
手荷物に入れた持ち物
- オムツ、お尻拭き
- ベビーフード(3食分)、離乳食用スプーン
機内食でベビーフードをオーダーしたのですが、普段食べ慣れたものも用意しておきました。しかし、オーストラリアのベビーフードを気に入ってしまったようですごい食いつきでした。 - タオルケット
席ですぐに授乳ができるように。授乳中は泣かないので助かります!笑 - 哺乳瓶、粉ミルク
哺乳瓶とミルクを渡せば機内でミルクを作ってくれます。 うちは「ベビーフード+母乳」だったのであくまでも泣きが止まらない時の予備的なものでした。 - お気に入りおもちゃ
- ウェットティッシュ
- ビニール袋数枚
処理したオムツを入れたり、ゴミを入れるために持っていきました。何かと使います。 - ヨダレ掛け
スーツケースに入れた持ち物
- オムツ(普段購入したパックをほぼ丸ごと)
- プール用オムツ
- 赤ちゃん用日焼け止めクリーム
- ベビーフード(滞在分)
- 飲み物(滞在用)
旅行記
1日目
約2年ぶりの海外旅行。
家族にちっちゃいのが一人加わっての初めての海外。久しぶりの海外、乳児を連れた不安よりもテンションが自然に上がる。
成田空港20:00発の飛行機に備え、息子をなるべく寝させない作戦に出た。 日中に思いっきり遊んでもらい、飛行機に乗って授乳してコロリと寝てもらう。
これが理想的な展開だ。
家から成田空港まで車で約2時間。結構な長旅・・・。少なくともフライトの3時間前には空港に着きたかったので、高速の渋滞を考慮して15:00に出発した。
息子をベビーシートに乗せやすぐにスヤスヤと寝てしまった・・・。
いきなりの作戦失敗!!
息子は比較的乗り物が好きなようで、自動車でも電車でも比較的大人しくしてくれる。 飛行機でもその属性を存分に発揮してほしいと願う。
成田空港の雰囲気はやはり格別。 平日の夜とあって出発ロビーはガラガラだが、これから始まる海外旅行の期待が辺りに満ち溢れている。
チェックイン、外貨交換、食事、オムツ交換、お店ブラブラをしていたら、あっという間に時間が経ってしまった。やはり楽しい時間は過ぎるのも早い。
荷物チェック、出国手続きを済ませ、いよいよゲートで搭乗開始を待つばかり。
ここにきて息子は絶好調。汗
ママのおっぱいはフライト中のために温存。機嫌がいいのが救いだが、何せよく動く。2歳以下は座席の手配は不要なので私の膝の上。あまり元気よく動き回らないで欲しいと願う。
いよいよ搭乗のアナウンスが開始。
まずはビジネスクラスの客と子供を連れた客が優先搭乗。
しかし、あまり早く乗り込んで息子の機嫌が悪くなるのも嫌なので、私たちは時間ギリギリまでゲートで待機することに。とにかく細心の注意を怠らず、私たちができる最善を尽くす。
最終案内のアナウンスと同時に搭乗。座席の前にはバシネットが。
↓ これがバシネット。
これ使えるんじゃない!?
横に寝かせることができて、突然の乱気流でも飛ばされないようにゴムでできた網目を上から被せるようになっている。
何とか寝てくれれば、息子をバシネットに寝かせ、自分たちもゆっくりと座席で休むことができるんだ。何か乗り切れるような気がしてきたぞ。あとは早く寝てもらうのを待つだけだ。
無事、予定通りにフライトが終わり、あと6時間で久しぶりのケアンズだ!
いつもならシートの後ろポケットに入っている雑誌とグッズカタログを見て、これからの旅の想いにふけるのだが、私の膝の上にはモソモソと這いずり回る物体が・・・。
当然ながら雑誌を見ている余裕などなく、息子をひたすらあやし続ける以外に考えることはない。そして、息子の機嫌は良好を保っていた。
次の難関は機内食。とにかく何でも手を出したがるので、機内食を無事食べることができるだろうか?自分の思い通りにならず、泣きわめくことがないだろうか。
まずキッズ分が先に配られた。
赤ちゃんにはビン詰のベビーフードだった。緑色のすごい色。日本じゃ見かけない、いかにも海外らしい。こんなの食べるのかな?
↓ 自然に優しいベビーフード
私も奥さんも疑心暗鬼だったが、せっかく配られたのだからとあげてみたら、あら意外!すごい食いつき。
普段の物よりひと回り大きかったが、みごとに完食。最後にママのおっぱいを飲んで無事に終了。そして、そのまま眠りに落ちてしまった。
息子をバシネットに寝かしつけ、二人で食事を堪能することが出来た。
神様、息子様、ありがとう。
フライトは6時間ちょっと。結局、その後は1回くらい起きたが、オムツを代えて母乳をあげたら、またすぐに寝てしまった。
【参考】
夜中のフライトなので普段は寝る時間。あとはいつもと違う環境でどなるかは、赤ちゃんそれぞれで違う。最初は夜発の便を選んだり、フライト時間が短い渡航先を選ぶなどして、まずは自分のお子さんと飛行機の相性を確かめてみるといいと思います。
現地時間早朝5時。無事にケアンズ国際空港に到着!
日本人のキャビンアテンダントさんから『良く寝てましたね~・』と言われるほど、良い子でした。まずは幸先の良いスタートがきれました。
Part2に続く
Part2 リンク⇒
子連れ海外旅行記(息子0歳8か月) - オーストラリア(ケアンズ) 3泊5日の旅 Part2 - 自分が得したこと・いい思いをしたことを世界の皆に伝えたいブログ
Part3 リンク⇒
子連れ海外旅行記(息子0歳8か月) - オーストラリア(ケアンズ) 3泊5日の旅 Part3 - 自分が得したこと・いい思いをしたことを世界の皆に伝えたいブログ