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働き方改革は本当に必要か? ティアラ・シンドロームって知ってますか?

ティアラ・シンドローム

 

これは主に欧米でホワイトカラーの女性をターゲットとした言葉です。

ティアラは女性が頭に身に着ける王冠をイメージした装飾品ですね。
自分が一生懸命頑張ってさえいれば、きっと誰かが自分のことを認めてくれて、自分の頭に王冠を付けてくれる。と思いながら仕事をしている女性が多いことを表しています。

 

まさにシンデレラ・ストーリーですね。

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しかし、実際にはそのようなSuccess Storyなどそう多くはなく、欧米でも女性のリーダーが上位ポストに育っていかないひとつの要因だと述べています。まさにポジションは自分で取りにいくべきだと提言しています。

 

さて、この言葉は女性に向けた言葉ではありますが、日本人的な発想だと思いませんか?


仕事のポジションは上司が認めてくれた結果であり、会社から用意されるもの。
まして、自分がアピールしてまで取りにいくものではないと。

 

ずばり、私もそれに近い発想の人間です。
黙して語らずことが人間の美徳だ!みたいな。笑

 

しかし、外資系金融会社に就職してから、ビジネスに関してはその考えを改めました。日本社から転職してきた若い後輩に対し、私から助言するとしたら「貪欲に評価を取りに行こう!1,000円でも2,000円でも基本給のベースアップを目指そう!」という話をします。

 

給与は複利の世界

 

後輩には実際にたとえ話を使って説明をします。
月200,000円の基本給が1%ベースアップすると月2,000円の昇給になります。
年間24,000円の年収アップですね。

 

ここで思考が停止してしまう人が結構います。
がんばっても2,000円しか上がらないならやるだけ損だと…。

 

しかし、1%ずつでも毎年20年間昇給し続けた場合、20年後にどのくらいの差が発生すると思いますか?

  • 20年間 昇給なし   総額 48,000,000円 (年収2,400,000×20年間)
  • 20年間 1%昇給     総額 52,845,610円
 
20年後に約480万円の差になります。これが複利の力です。

1年目 200,000円 × 12か月 =   2,400,000円
年目 202,000円 × 12か月 =   2,424,000円
年目 204,020円 × 12か月 =   2,448,240円

 

1%を乗じるベースが複利で増えていくので、とても大きな差となってくるのです。 
具体的な数字で話をすると、数千円のベースアップが将来に向けていかに大切かがわかります。

 

これから、外資系もしくはグローバルな会社に就職される機会がある方は、日本社の方以上に貪欲に自分の成果をアピールし、ベースアップを勝ち取っていくことをお薦めします。それがノーマルな姿だと思っていただいて結構です。

 

See you next !!