今日は百光出版から発行された『武産合気』という本の紹介です。
武産合気
開祖の言葉に触れる文献や資料はあまり多く残っていないのか、なかなか見つけることができなかったのですが、この本は開祖が講話した内容を忠実に記しています。
なぜそれができたのか?
開祖は百光真宏会という宗教団体の五井昌久先生とお互い神と認め合うほどの仲で、非常に親交が厚かったようで、そこで講話された内容を百光真宏会の専属の記者さんがメモをしており、その講話の数々を本として収録しています。
開祖が神我一体観の体験をされた後の講話の内容になるので、人を倒す武道から「合気は愛なり」の言葉の通り、人と調和する合気について語られています。
目次の内容を書いておきます。
・合気道とは
・道歌
一、合気道は宇宙万世一系の理道なり
二、合気道は天授の真理にして武産合気の営みである
三、合気道は和合の大道であり宇宙経綸の道へのご奉公である
四、合気道は言霊の妙用 宇宙みそぎの大道である
・自己完成の道
・祈りについて
・武のはじめ
・武産合気の根源
・私の合気修行方法
・合気の錬磨方法
・真の武
・武気について
・二度目の岩戸開き
・神のたてたる道
・霊のみそぎ法
・祭政一致の本義
・神の生宮
・天の呼吸 地の呼吸
開祖が語る言葉は神に通じるものが多く、その世界に疎い私には難しすぎました。笑
しかし、相手と調和する合気道を私の84歳の先生から学んでいるからなのか、ふとした時に開いてみると、不思議なことに何となく前より理解できることが増えたような気がします。合気道を志す者にとって、是非、手元に置いておきたい一冊だと思います。
ご興味のある方は是非読んでみてください。
See you next !!