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Airbnb Tripsにアクティビティの申請をしてみた。

皆さん、Airbnbはご存知ですか?
アメリカ発のSNSの一つで、世界192か国で民泊用の宿を提供しています。このAirbnbが民泊に引き続き、”Trips”という新たなサービスの展開を始めました。
”Trips”とは、インバウンド旅行客向けに体験型アクティビティを有償で提供するサービスです。たとえば、あなたが空手の有段者だとしよう。あなたが旅行客に空手を教える体験アクティビティを企画し、Airbnbのクオリティ基準させ満たせば、すぐに旅行客をおもてなしすることができるのです。初期費用は一切なし。

 

1.Tripsの申請に必要な記入事項をAirbnbサイトから転記
適性・資格を説明しよう
「この体験はこの人でなければ」という納得感のある資格や経歴を紹介しましょう。 このテーマが好きな理由や詳しい理由を、じっくり時間をかけてゲストに伝えます。

②体験内容を説明しよう
体験紹介文は「これはもう行くしかない!」と思わせる文章を書く勝負どころです。 当日のスケジュールを詳しく書いて、気分を盛り上げましょう。

③集合場所はどちらですか?
体験開始時の待ち合わせ場所をゲストに正確に伝えてください。 見つけやすい場所にすることが重要です。 具体的な住所は、予約が完了するまでゲストにも非公開です。

④道順
集合場所への道順、ホストの目印など、詳しい案内を盛り込みましょう。

➄当日の予定ルートや各訪問先を紹介しましょう.
2か所以上を回る体験の場合は、途中で寄るスポットをひとつひとつ紹介しましょう。 所在地を記載する必要はありません。詳細は後日ゲストにメールで配信されます。 中の人のアクセスについてもっと詳しく。

⑥ホスト側で用意するものの詳細を入力
食事やドリンク、備品、コンサート入場券など、当日あると喜ばれそうなアイテムは会場側で用意してもOKです。

⑦ゲストの当日の持ち物は?
ホスト側で用意するもの以外で、体験中にゲストが必要とするものをすべて考えてみましょう。 これは予約が確定され次第、ゲストにメールで通知されます。

⑧その他にゲストが予約する前に伝えておきたいことは?
ゲストの立場に立って考えましょう。 明白だと思われる情報も具体的に記載し、ゲストが万全の準備をできるようにします。

⑨参加人数
リスト選択で1~10人まで選択可能。

⑩参加対象
参加可能年齢を入力。

⑪体験の料金

⑫体験のイメージ写真

 

2.審査基準を満たす重要な要素
まず、あなたがどのような資格・技能を保持していて、その裏付けとなる情報を具体的に記入しましょう。たとえば、経験年数、プロとしての活動歴、専門と技能がわかる資格や実績などを。
次に、あなたの資格・技能を生かして、旅行客が実際に体験できるプログラム内容を具体的に記入しましょう。自分は体験当日のタイムラインをシミュレーションして、分単位のアクティビティを作成してみました。
ここで重要なのは、そこに参加しないと味わえない、そしてワクワク・驚きがある世界をいかに表現できるかです。それが大それたものである必要はなく、ちょっとしたことで、あなたの独自性を見せることが出来れば問題ないでしょう。

 

3.言葉の壁を意識する必要はあるか?
インバウンドの人たちは世界各国から来るのであって、必ずしも英語圏とは限りません。つまり、日本に来て日本の文化に触れたいから来るのであって、日本語しかしゃべれないから受け入れは無理だという壁を自ら作る必要はありません。コミュニケーションの70%は、表情・手・体のアクションによるものなのです。
説明する内容は毎回同じですし、覚えなければいけない単語や言い回しの種類は少なくて済むのですから、これを機に英語や中国語を勉強すれば、あなたが提供する体験に限っていえば、英語や中国語がすごくうまくなるかもしれません。
一応、サポート言語の選択が可能で、第一言語を日本語、第二言語を英語など選ぶことができます。また、体験の内容も言語別に登録が可能なので、日本語の次に英語版を容易すると、より選択してもらえる機会が増えるかもしれません。その時、あまりにも完璧な案内文を作ってしまうと、自らハードルを上げてしまうことになるので要注意! 片言の説明書きくらいでちょうど良いかもしれません。

 

4.1回目の審査で落選してしまった
最初の申請後、わずか1日でAirbnbから審査基準を満たしていない旨のメールが届きました。一見して基準を満たしていないと判断されたのが明白でした。その時にAirbnbから送られてきたメールの内容は以下で、要は私の経歴や技能の裏付け情報が乏しく、体験の内容をタイムラインにしたことにより、今一つ面白みが伝わらなかったと理解されたのでしょう。そこで、自分の経験年数、保有している資格を具体的に記述し、アクティビティの内容をタイムライン情報に加え、いかにドラマティックで、ここでしか味わえない特別な体験であるかをアピール度を高めた記述内容にしてみました。

「自己紹介」には信頼の裏付けとなる情報をすべてリストアップしてください。自己アピールが苦手な方も勇気を振り絞って、経験年数、プロとしての活動歴、専門と技能がわかる資格や実績など、できるだけ詳しく書きましょう! 参加しないと味わえない世界にはどんなものがありますか? 「体験できること」と「予定コース」の項目には、ホストの案内抜きでゲストが体験できないタイプのことを記入してください。自分では探せなかったり、コネがないと出会えない人、アクティビティ、会場など。観光名所はネットで検索をすれば誰でも行けてしまうので、それとは違う何かを用意します。 さらに情報を追加した新しい企画を提出していただければ、再検討しご連絡します。

 

5.申請2回目で無事に審査を通過
2回目の申請では、1日経っても審査結果が返ってこなかったので、すこしは前進したと思っていました。そして1週間後に以下のメールが届き、無事に審査をパスすることができました。

「***さん、おめでとうございます!世界のホストコミュニティに心から歓迎いたします! 体験「*****************」はAirbnbのクオリティ基準をすべて満たしています。あとワンステップで予約受付をスタートできます。」

これでカレンダーに開催予定の情報を入力すると、Airbnb Tripsの画面に私の体験が表示され、190か国の人たちの目に触れることになるのです。オープンする前に予行演習などを実施して、本番でしっかりと迎えられる準備をしたい。

 6.まとめ
私の体験申請に掛かった時間は約3時間。申請に掛かったコストはゼロ。承認に要した期間は1週間。これで自分が提供するサービスが世界190か国の人たちにマーケティングされ、新たな収益を得ることが可能になりました。私はサラリーマンなので、体験を提供するのは休みの日が中心になるでしょうが、コンビニなどでバイトをするよりは、自分の趣味の一環として楽しみながらお金を稼ぐことができるのです。いかがですか?今、私たちはこのような世の中で暮らしているのです。

 

See you next !!